見積

「生きろ。」編集部えいぞうです。
懐かしいですね。これは「もののけ姫」映画公開時のキャッチコピーで、かの糸井重里氏によるものです。穴吹工務店さんのニュースなどもありましたが、今は「生きる」ことすらたいへんな時代なのかもしれません。なんだかんだ不自由なく生活して安定した仕事に就いている自分たちは、ものすごくラッキーな人生を歩んでいるのかもしれません。そんなポジティブシンキングで今年を終えたいと思う今日この頃です。

さて、最近よくブライダルマーケットを困惑させているのが「見積」。
例えば合見積もりをとって安いほうで購入したり、片方の見積もりをもう一方に見せてプライスダウンの交渉をする人が居ますし「他店のチラシを持参ください。そこよりも安くします」なんていう文句で戦略している量販店さんもありますが、そんな風がいよいよブライダルにも吹いているようです。
つまりホテルや式場さんにカップルさんが「他ではこんなに安くしてくれた」といきなり見積もりを持ってくるケースがあるようです。これはどうなんでしょうか。
結婚式は、会場によって設定されている料金が異なり設備費、人件費、料理の原価率など様々で、一件高く見える見積もりも条件をしっかり分析すると決して高くないケースがあります。そしてその逆もあるワケです。つまり同じ商品（例えば電化製品など）でない以上、料金比較は見積もりだけではかなり難しいです。
「安かろう悪かろう」という言葉もありますが、安さにはそれなりの理由があるわけで、ことブライダルにおいてはそこばかり追求すると本末転倒な結婚式になってしまう恐れがあります。もちろんお得に賢くしたいものですが、本来の目的を考えて慎重に準備を進めていただきたいです。式場さんのスタッフさんもそんな熱意のあるカップルさんには価格面でも色んな提案をしてくださるはずです。
本来、「結婚式をしよう」と思い立った気持ちを忘れず楽しくお得に「ＷＳ」「ブラカン」を使って準備を進めてくださいね。

「スラムドッグ＄ミリオネア」（08年イギリス）
～今年のアカデミー賞でも話題となった作品ですね。スラム出身の青年が出演したクイズ番組「クイズミリオネア」（日本ではみのもんた氏の司会で有名）で、彼はラストステージまで勝ち進むが無学の彼の全問正解に世間は疑いの目を向け始める。しかしその正解の理由は壮絶な彼の少年時代にあった…　というお話。
ブームとなった「トレインスポッティング」やゾンビ映画「28日後…」などが有名なＤ・ボイル監督ですが、この人はこういった小作が上手ですね。ドラマチックな展開が感動ものです。最後の突然の○○○は蛇足だった気もしますが…